保育の現場で、生き生きと働いておられる男性保育士の姿を見かけることも多くなりました。
しかし、保育士全体に対する割合からすると、まだまだマイナーなのかもしれません。
実際、女性が多い職場で苦労をされている男性保育士の方も多いことでしょう。
でも、男性保育士は、保育の現場では貴重ですから、転職市場ではいい条件が示されることが多く、今の職場より好条件ということも夢ではありません。
転職の準備として、男性保育士は年収どのぐらいなのでしょうか。そのうえでどのように動けばいいか一緒に考えましょう。
男性保育士の平均年収は?平均月給は?
•男性、30歳、勤続6年:
平均月給は24.5万円、ボーナス込みで平均年収は360万円弱です。
日本では、他の職種でも最近は給料が上がりにくい状況が続いていますから、これだけ見れば悪くはないのかもしれません。
ただ、この中には好条件の公立保育所の方も含まれていますから、民間に限るともう少し厳しいのかもしれません。
男性保育士が転職で給料やキャリアを上げるためのポイント
確かに、保育の現場は女性中心なのが現実です。ただ、そこで小さくなっていては、転職しても代り映えはしません。
保育園では、運動会などのイベントでは男性ならではの仕事がたくさんあります。会場設営などで積極的に活躍できることを強調するといいでしょう。
男性保育士に求められているのは、男性ならではのダイナミックさ、力強さです。
男性だからこそ、リーダーシップを発揮して、あなたの力量をアピールすることです。転職の際の履歴書や面接で、このあたりのことを前面に押し出しましょう!
主任、園長などへの意欲、経験とリーダーシップをアピールしよう!
保育の現場は、まだまだ女性が圧倒的です。そこでは人間関係のトラブルも多く、どの園も対策に頭を悩ませています。
男性保育士が入ることによって職場環境が変わること。
男性の保育士にはこんな面でも期待されています。
職場環境を変え、さらにリーダーとして取りまとめていくことができれば、あなたへの期待は高まるでしょう。
今までの経験を通して、将来的に管理職として活躍したいという男性ならではの上昇志向・意欲をアピールするといいでしょう。
保護者対応、クレーム処理にも自信があることをアピールしよう!
最近の保護者の方は、園への要望もしっかりしています。男性保育士として、毅然と対応できれば、園としてあなたに期待するものは大きくなるでしょう。
応募書類、面接でしっかりアピールすることをお忘れなく!
•体育会系の経験、資格、パソコンスキルがあれば有利!
保育の現場で重宝がられる体育系の資格には、
幼児体育指導者、ジュニアスポーツ指導員などがあります。
パソコン、IT関連スキル、知識の他、経理系の簿記資格などを持っていると、女性保育士と差別化できますし、将来的に、管理職候補として一目置かれることでしょう。
他に、ピアノやギターが得意、英語が得意、絵やイラストが得意などをアピールすれば、さらに好印象になります。持っている資格、特技などは、遠慮せずどんどんアピールするといいですよ。
•男性保育士の転職情報が載っている保育士専門転職サイトを選ぼう!
保育士専門転職サイトは、転職支援サービスも同時に行っています。登録すると、あなたの専任コンサルタントが、転職先との条件交渉などをあなたに代わって行ってくれます。
給与面での交渉では、あなた自身がするより効果があります。
男性保育士の転職に強い保育士専門転職サイトを活用し、男性保育士であることの優位さをアピールし、さらにプロのコンサルタントの力を借りれば、大きく進展することでしょう。
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